rose in a yuri field
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rose in a yuri field
レイアの始まり
わたしがアンネお姉様とえっちした次の日、アンネお姉様はプンスカ怒っていた。
なんでもわたしとアンネお姉様がまだキスをしていなかったのに先にジェシカお姉様とキスしたとか、ジェシカお姉様はアンネお姉様のことが好きだと言ったのにわたしとキスをしたとか、アンネお姉様を差し置いて勝手に姉妹になったとかブツブツとずっと唸っていた。
自分だってロゼさんとえっちしてたのにとは言わない。
わたしは大人だからだ。
アンネお姉様は結構独占欲、というかていしゅかんぱく?ってやつなのかな。
でもわたしとのキスで怒ってくれていると思うとなんだか嬉しくなる。
ジェシカお姉様もすっごくニヤニヤしている。
2人でずっとニコニコしているとそれをみて「2人は私とより分かり合ってるのですね」と今度は落ち込み出した。
わたし達は慌ててわたし達がどんなにアンネお姉様が大好きかを語った後1人づつ仲直りのキスをした。
ニコニコに戻ったアンネお姉様をみて一安心。
そんなに心配しなくても大丈夫。
だってわたしの一番は何があってもアンネお姉様だから。
◇
あの日、わたしはお腹が空いて動けなくなった。
今まで死ぬほどお腹が減ったことは何度も、というか毎日だったけどもう死ぬんだと覚悟したのは初めてだった。
わたしに両親の記憶はほぼない。
捨てられたのか両親が死んだのか、どちらにしてもよくある話だ。
死を覚悟したわたしは誰かに抱き起こされた。
重たい瞼をうっすら開けるとそこにいたのは銀色の髪の女神様。
そして花の香りのようないい匂いに包まれる。
なんだ、もう死んでしまっていたのか。
特に未練も何もなかったし痛みも苦しみもなく女神様の腕の中で逝けるのなら悪くない、そう思ったときだった。
顔の前に何かが突き出される。
食べ物の匂いだ。
以前通りすがりに嗅いだ屋台で出してる肉料理の匂い。
当時はヨダレを垂らしてみてるだけしかできなかった。
前に別の屋台で少しだけ分けてくれないかとお願いしたときは蹴っ飛ばされてゴミでも漁ってろって言われた。
痛いのは嫌だったのでその時はゴミ捨て場で幸運にも捨てられた野菜の根っこを見つけて食べた。
もしかして女神様がわたしに最後に食べてみたかった食べ物をめぐんでくれるということなのかな?
どうにか口を開いてその食べ物を噛み切ろうとする。
でも無理だった。
もうそれだけの力もない。
食べ物を粗末にしてごめんなさい。
せっかくこんなわたしのために用意してくれたのにこんな勿体無いこと。
だからこれは誰か別のお腹がすいてる人にあげてください。
でもそんなわたしを見た女神様はその食べ物を口に含んで咀嚼して口移しでわたしの口に流し込んだ。
どうにかそれを飲み込み胃に入れる。
それを繰り返し、久しぶりに胃に食べ物が満ちる感覚がした。
しばらくやすんでどうにかわたしは女神様にお礼を言う。
そこから幾度か言葉を交わし女神様の泊まっている宿に着いて行くことになった。
あれ?女神様が宿に泊まるのかな?
いやいや、落ち着いて考えたら女神様なんて流石にありえないと思う。
きっとあの人は女神様みたいに綺麗な心を持った人なんだ。
◇
宿に着くとわたしはロゼさんという人と石で出来たたくさんのお湯が溜まった池まで来た。
お風呂というらしい。
そこで身体と頭を洗い、身体を柔らかい布で拭き新品の服に袖を通す。
新品の服なんて初めて来た。
今までボロ布を纏っていただけだから服自体あまり着たことはないんだけど。
どうにかご恩返しできないかな?
施されるだけで何もしない、できないではまた捨てられてしまうかもしれない。
そこでロゼさんがわたしに話しかけてくる。
「心配いらないさ。お嬢様は見返りなんて求めてないさ。お嬢様はたぶん女神様の生まれ変わりなんだ。きっと本人は否定するだろうがな」
わかってはいたけどどこかでそんな訳ないとかも思っていた。
やっぱりあの方は女神様なんだ。
◇
部屋に戻ると女神様がベッドに腰掛けて待っていた。
そこで初めて女神様の名前を聞いた。
アンネローゼ
素敵な名前、わたしに将来子供が出来るのならこの名前を付けよう。
そしてわたしは一応本人に確かめてみたかったことを聞いてみる。
「アンネローゼ様は女神様なんですか?」
「違います!」
帰ってきた言葉は否定。
でもこれはロゼさんから聞いていた。
やっぱり女神様なんだろう。
そしてなんらかの理由でそれを隠しているに違いない。
だからこんなに力いっぱい否定するんだ。
◇
夜、わたしが目を覚ますと隣に寝ているはずのアンネローゼ様がいない。
変わりに隣の部屋から物音が聞こえる。
「アンネローゼ様…?」
その部屋の上と下は何故か大きい隙間があったので床に屈んで中を覗き込んでみた。
部屋は立派なのに大きな隙間があるなんて途中で材料がなくなっちゃったのかな?
そこには裸で絡み合うアンネローゼ様とロゼさん。
綺麗
そうとしか言い表せない。
あれは確か…そう、せっくすというんだ。
前に病気で死んでしまった浮浪者の女の人が言っていた。
わたしもあれがしたい。
そう思ったらおまんこからぬるぬるした液体が滲み出てきた。
美味しそうなものをみるとヨダレが出るように綺麗なものをみるとおまんこからヨダレが出るのかもしれない。
◇
こんなに楽しいのは生まれて初めてだった。
一度乗ってみたいと思っていた馬車、それもすっごく豪華な馬車に乗って見たことない数の人、大きな建物を窓から見る。
食べ物もお腹いっぱい食べられてまるで天国にいるみたい。
幸せな気分のまま訪れた場所は『がくえん』というらしい。
こんなお城みたいなところに暮らせるなんていつかみたお姫様になる夢みたい!
しかもここに入学するための手続きをするときアンネローゼ様から妹にならないかなんてきかれたの!
呼び方をどうすればいいかわからなくて今までのままでいたけどお姉様って呼んでもいいみたい!
ああ幸せ。
わたしの人生はお姉様と出会ってから始まったんだ。
この方とずっと一緒にいたい。
素敵な女神様。
そして大好きなお姉様。
こんな幸せがいつまでも続きますように。
わたしがアンネお姉様とえっちした次の日、アンネお姉様はプンスカ怒っていた。
なんでもわたしとアンネお姉様がまだキスをしていなかったのに先にジェシカお姉様とキスしたとか、ジェシカお姉様はアンネお姉様のことが好きだと言ったのにわたしとキスをしたとか、アンネお姉様を差し置いて勝手に姉妹になったとかブツブツとずっと唸っていた。
自分だってロゼさんとえっちしてたのにとは言わない。
わたしは大人だからだ。
アンネお姉様は結構独占欲、というかていしゅかんぱく?ってやつなのかな。
でもわたしとのキスで怒ってくれていると思うとなんだか嬉しくなる。
ジェシカお姉様もすっごくニヤニヤしている。
2人でずっとニコニコしているとそれをみて「2人は私とより分かり合ってるのですね」と今度は落ち込み出した。
わたし達は慌ててわたし達がどんなにアンネお姉様が大好きかを語った後1人づつ仲直りのキスをした。
ニコニコに戻ったアンネお姉様をみて一安心。
そんなに心配しなくても大丈夫。
だってわたしの一番は何があってもアンネお姉様だから。
◇
あの日、わたしはお腹が空いて動けなくなった。
今まで死ぬほどお腹が減ったことは何度も、というか毎日だったけどもう死ぬんだと覚悟したのは初めてだった。
わたしに両親の記憶はほぼない。
捨てられたのか両親が死んだのか、どちらにしてもよくある話だ。
死を覚悟したわたしは誰かに抱き起こされた。
重たい瞼をうっすら開けるとそこにいたのは銀色の髪の女神様。
そして花の香りのようないい匂いに包まれる。
なんだ、もう死んでしまっていたのか。
特に未練も何もなかったし痛みも苦しみもなく女神様の腕の中で逝けるのなら悪くない、そう思ったときだった。
顔の前に何かが突き出される。
食べ物の匂いだ。
以前通りすがりに嗅いだ屋台で出してる肉料理の匂い。
当時はヨダレを垂らしてみてるだけしかできなかった。
前に別の屋台で少しだけ分けてくれないかとお願いしたときは蹴っ飛ばされてゴミでも漁ってろって言われた。
痛いのは嫌だったのでその時はゴミ捨て場で幸運にも捨てられた野菜の根っこを見つけて食べた。
もしかして女神様がわたしに最後に食べてみたかった食べ物をめぐんでくれるということなのかな?
どうにか口を開いてその食べ物を噛み切ろうとする。
でも無理だった。
もうそれだけの力もない。
食べ物を粗末にしてごめんなさい。
せっかくこんなわたしのために用意してくれたのにこんな勿体無いこと。
だからこれは誰か別のお腹がすいてる人にあげてください。
でもそんなわたしを見た女神様はその食べ物を口に含んで咀嚼して口移しでわたしの口に流し込んだ。
どうにかそれを飲み込み胃に入れる。
それを繰り返し、久しぶりに胃に食べ物が満ちる感覚がした。
しばらくやすんでどうにかわたしは女神様にお礼を言う。
そこから幾度か言葉を交わし女神様の泊まっている宿に着いて行くことになった。
あれ?女神様が宿に泊まるのかな?
いやいや、落ち着いて考えたら女神様なんて流石にありえないと思う。
きっとあの人は女神様みたいに綺麗な心を持った人なんだ。
◇
宿に着くとわたしはロゼさんという人と石で出来たたくさんのお湯が溜まった池まで来た。
お風呂というらしい。
そこで身体と頭を洗い、身体を柔らかい布で拭き新品の服に袖を通す。
新品の服なんて初めて来た。
今までボロ布を纏っていただけだから服自体あまり着たことはないんだけど。
どうにかご恩返しできないかな?
施されるだけで何もしない、できないではまた捨てられてしまうかもしれない。
そこでロゼさんがわたしに話しかけてくる。
「心配いらないさ。お嬢様は見返りなんて求めてないさ。お嬢様はたぶん女神様の生まれ変わりなんだ。きっと本人は否定するだろうがな」
わかってはいたけどどこかでそんな訳ないとかも思っていた。
やっぱりあの方は女神様なんだ。
◇
部屋に戻ると女神様がベッドに腰掛けて待っていた。
そこで初めて女神様の名前を聞いた。
アンネローゼ
素敵な名前、わたしに将来子供が出来るのならこの名前を付けよう。
そしてわたしは一応本人に確かめてみたかったことを聞いてみる。
「アンネローゼ様は女神様なんですか?」
「違います!」
帰ってきた言葉は否定。
でもこれはロゼさんから聞いていた。
やっぱり女神様なんだろう。
そしてなんらかの理由でそれを隠しているに違いない。
だからこんなに力いっぱい否定するんだ。
◇
夜、わたしが目を覚ますと隣に寝ているはずのアンネローゼ様がいない。
変わりに隣の部屋から物音が聞こえる。
「アンネローゼ様…?」
その部屋の上と下は何故か大きい隙間があったので床に屈んで中を覗き込んでみた。
部屋は立派なのに大きな隙間があるなんて途中で材料がなくなっちゃったのかな?
そこには裸で絡み合うアンネローゼ様とロゼさん。
綺麗
そうとしか言い表せない。
あれは確か…そう、せっくすというんだ。
前に病気で死んでしまった浮浪者の女の人が言っていた。
わたしもあれがしたい。
そう思ったらおまんこからぬるぬるした液体が滲み出てきた。
美味しそうなものをみるとヨダレが出るように綺麗なものをみるとおまんこからヨダレが出るのかもしれない。
◇
こんなに楽しいのは生まれて初めてだった。
一度乗ってみたいと思っていた馬車、それもすっごく豪華な馬車に乗って見たことない数の人、大きな建物を窓から見る。
食べ物もお腹いっぱい食べられてまるで天国にいるみたい。
幸せな気分のまま訪れた場所は『がくえん』というらしい。
こんなお城みたいなところに暮らせるなんていつかみたお姫様になる夢みたい!
しかもここに入学するための手続きをするときアンネローゼ様から妹にならないかなんてきかれたの!
呼び方をどうすればいいかわからなくて今までのままでいたけどお姉様って呼んでもいいみたい!
ああ幸せ。
わたしの人生はお姉様と出会ってから始まったんだ。
この方とずっと一緒にいたい。
素敵な女神様。
そして大好きなお姉様。
こんな幸せがいつまでも続きますように。
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